脱法ハーブの危険性

覚醒剤や大麻といったものが使用すると法律違反であることは多くの人に認知されています。
しかし、最近出てきた合法ドラッグや脱法ハーブというのはとてもわかりにくい名前です。
名前に惑わされて法律で認められたものであると誤認する人も多いです。
このような名前というのは違法販売車が勝手につけたものであり、危険なものですから絶対に使用してはなりません。

脱法ハーブというのは、合成カンナビノイドというものを含んだ化合品の名前です。
合成大麻や偽大麻というような呼び方がされることもあります。
その理由として、大麻の薬理成分であるテトラヒドロカンナビノールの効果を模倣しているためです。

ヨーロッパを中心に2000年前半から流通が始まって、日本では2010年以降流通が増えていきます。
もちろん、流通が始まれば国内での規制が始まるのですが、このような薬物は色々と化合方法を変えて作られておりいたちごっこ状態です。

ただ、このような化合の中では覚醒剤や大麻よりも危険な物質になっていることも多く、死に至ることもある危険なものです。
特に、最近では脱法ハーブ摂取によって酩酊状態になった人が運転をすることによる交通事故も増えており、重大な問題となっています。

脱法ハーブによる交通事故

脱法ハーブを吸ったという人による交通事故は全国で急増しています。
このような事故の怖いところは車の運転手が正しい判断能力のない点です。

一般的な交通事故の場合、運転手は事故の危険性を少しでも回避すべく運転中に減速をして人の流れから離れるように対策をとります。
しかし、脱法ハーブ吸飲者はそのような判断能力がないために暴走とも言える運転をして減速無しにたくさんの人の中に飛び込みます。
そのため、脱法ハーブ吸飲者による交通事故というのは事故被害も大きくとても怖いものです。

脱法ハーブ吸飲者の運転での事故への罰則

脱法ハーブは販売されるときに「お香」や「アロマ」として販売することもあります。
最近では自動販売機で販売するケースも出てきており、手軽に入手できるために手を出してしまう人が多いのです。

そこで、国内でも対策が本格化し始めています。
2013年には成分の似た薬物をまとめて禁止する動きを出しました。
これは、一種類ごとに成分を規制していれば業者が少しずつ成分を変えて販売して法律の抜け道を探そうとするためです。
さらに、今は指定薬物の製造や販売だけでなく所持や使用、購入や譲り受けも禁止されています。

また、事故を起こした人への罰則も強化されています。
2014年5月には自動車運転死傷行為処罰法が施行されました。
これは、飲酒や薬物による悪質な運転で事故を起こした場合の罰則を重くする内容です。
脱法ハーブという名前による危険性の希薄化や認識不足を回避して、さらには罰則強化による使用者の減少を目指したものになっています。